山下ふみこオフィシャルブログ
不当利得
2023.10.19
提訴議案の可決
10/16の最終本会議で、駐車場問題の不当利得返還請求の提訴議案が、全議員の賛成で可決。新聞では双方の主張に食い違いがあるというが、そもそもこの提訴は、登記が沼津市とされていることが前提となって、駐車場の返還請求である。
これまで沼津市からは昨年の10月に開示請求をして数枚の書類しか開示されずそれが全てであった。しかし、今年9/5にタンスから出てきた契約書等の書類から、それに伴う資料の開示請求を10回以上にわたり繰返してきた。
その出てきた資料を基に、専門家による解読を踏まえると、どうしても市のものとは言えない証拠資料になる。また市にとっては払下げの申請がなかったから土地は沼津市のものというが、申請がなければ支払ったという証拠の書面もなく、また、払い下げをしなかったという根拠もない。
今年9月以降、情報開示請求すれば山ほどの資料が出てきている。なぜそれらを昨年から出してこなかったのか?
もっと早い時期にこのような資料が出されていれば、話し合いは進んでいたと思う。
出さなかった理由は何か?当初は文書保存期間が経過し、書類はないとしていたはずだが・・・
追って記者会見の状況は追記していく




記者会見が終了後、記者さんたちの熱心な質問が続く。何せ30年前のことである。全ての資料がこれまでなかった。全くなかった中で、どうやって私の土地と証明できるのか、数却ページにわたる9/15以降の情報開示請求によって、また明らかなことが一つずつ一つずつ照合していくことで、見えなかった真実が見えてくる。
建設水道委員会では、こんがらがった土地問題は司法の場で決着つけるしかないと発言されたが、これらの資料を基に、調査委員会を立上げ、血税を使っての裁判を回避する努力ができたのではなかったのか。
議会の市民への説明責任を果たすためにも、この問題を法律に基づいて紐解くことによって、相当な勉強に繋がったと思う。しいてはそれが、私のような状況に追い込まれる市民を救済できる状況になったとも考える。
身を挺して市民の尊厳や人格を守るために闘っているが、議員だから踏ん張れた、踏ん張らなければならないと覚悟を決めた。この経験が市民に活かされることを信じてやっていく。私のためだけじゃない
私が話し合いを拒んだからというが、市はこれらの資料をだしてこなかった。何故?
9/14の記者会見以降、情報開示請求することで出てくる出てくる。まして土地収用法による公共事業の資料はどの自治体も永年保存だという。文書保存期間が過ぎたという事はありえないとかつての職員がいっていた。
2023.09.30
建設水道委員会 by 沼津朝日

昨日の建設水道委員会の状況が沼朝に掲載されています。
また、これまで話し合いを求めてきたが話し合いには応じていないというのは、情報開示請求をしてきても文書が出されてこなかったことも要因です。
私の代理人弁護士は7/28に不当利得については成立しない旨を沼津市に伝えています。また、これまで沼津市側も問題の土地を含めて私有地と認めていることを伝えています。
決して話し合いを拒否しているのではなく、沼津市の不当利得返還請求は成立しないという見解を述べたものです。
↓通知文

2023.09.29
情報開示請求してきたが
今日の建設水道委員会の提訴が「本当に公正公平なものなのか、沼津市は全国的な問題として地方自治の在り方も問われている」と全国から叱咤激励のメッセージが届いている。
市民から質されるのが、「何故ここまでにしたのか?」「話し合いは行われなかったのか?」「お互いの資料は何故出されなかったのか?」
市は「何度も話し合った結果です」と答え、本会議の答弁でも私からの返事がなかったと言います。
果たしてそうでしょうか?
昨年10/20に開示請求をしたときの資料
その時に出された売買契約に関わる資料は土地売買契約1通【4枚綴り】と確約書2枚綴り。
1/25:山下側の弁護士から「支払いを証する書面請求を要求」
1/30:沼津市側の弁護士から「山下氏が行った情報開示に対する回答にあった書面がすべてであり、支払いを証する書面については、保存期間を経過しており、沼津市においても保管されていない状態です」と回答。
9/19:改めて、開示請求をしたところ、約200ページにわたり資料が出されました。
同じ土地売買契約資料については61ページに上がります。
↓昨年10/20開示請求時の土地売買契約書と確約書計6枚 ↓今年9/19開示請求した時の同じ土地売買契約書61枚


↑弁護士からの回答 ↑この9/19に開示請求をしたときの資料が約200ページ
何故、昨年に開示請求をしたときには6枚しか出さず、今になって約200枚も出してきたのか?「私がその要求をしなかった」という。弁護士の回答には「山下氏に提供した資料がすべてであり、あとは文書保存期間が経過」という。
誠意ある対応なのでしょうか? 私がここまでくる間の沼津市の対応について不信感が募っていく つづく
2023.09.29
建設水道委員会の公正さとは?
今日は建設水道委員会の正副委員長に審議するための山下側の資料を提出。
時系列に整理した要約説明文をつけ、「せめてこれを読んでいただければ、大筋の流れは理解できると思う。資料が膨大なので、その説明文で充分理解はできると思います。」と話したが、結局、その説明文だけ却下され、資料だけ建設水道委員会に提供されることになった。もちろん担当課の資料も提出されるらしい。
この委員会には未来の風はいません。
提訴する側の答弁者がいるだけで、質問に答えるのも提訴する側の担当課ですので、非常に公正さを欠いた審議になるでしょう。
今日も支援者が、秘書課や沼津市に電話をしたようです。回答は市長室の○○さん曰く「何度も話し合った結果です」と答えたそうです。
私が直接沼津市と話し合ったことはありません。
最初から市有地を絶対化した上での不当利得の返還請求でした。この土地の所有についての証拠は文書保存期間が経過しているという弁護士からの回答もあり、その時点ではこちらは開示された資料しかありませんでした。
そもそもの議論を回避し、駐車料金の根拠だけ示され不当利得ありきの提示しかない中で、「何度も話し合った結果です」というのは趣旨が違う。
これまで開示請求をしてきたが、開示されたのは土地売買契約書が1通と確約書だけだった。9/5に私のタンスから新たな資料が出てきたので、9/15それを踏まえて話し合いの申し入れをしましたが、既に弁護士を双方たてているという事で、話し合いを直接する機会はなくなりました。
9/25市民から話し合いを求めた「住民監査請求」が出されたと聞きました。
本当にこの提訴が市民にとってどういう大義の説明がつくのか、どうぞ審議を見守って下さい。