山下ふみこオフィシャルブログ
2024年12月
2024.12.21
11月議会 夜間救急医療センターの使途不明金その後NO2
12/3の私の一般質問後、12/5民生病院委員会において
沼津警察署に「刑事告訴をする」準備をしていると報告。8月の理事会で「刑事告訴」議決されて3か月経過している。事件発覚から半年が経過。いったい何をやっていたのだろうか?
事件の時効は発覚から7年間。告訴が遅れると警察の捜査期間はさらに短くなる。半年経過してるので、今告訴できたとしても6年半に短縮。調査は通常で2年間ぐらいかかるといわれている。
私は一般質問で「亡くなった人を刑事告訴はできない」と発言。
それについて委員会では「被告訴人が死亡しているという事のみをもった理由で受理をしないという事はないと考えている。」答弁。
果たして、亡くなった方に対して刑事告訴が受理されるのだろうか?通常、受理されないと弁護士からは聞いている。
市民団体は使途不明金2.5億円について「刑事告発」を警察にしているが、正式には受理をされておらず、「写しの受理」ということらしい。
沼津市は刑事告訴を受理されれば、議会に当然、報告はあるだろうが、未だに受理されたという報告はない。
委員会報告:再発防止の取組について報告はあったものの、原因究明には全く触れられていなかった。本来、原因究明なくして、再発防止策はありえない。
対策協会の監督責任は指定管理者を委託した沼津市長である。原因究明は警察がすべき事案ではなく、沼津市長が沼津市の威信をかけて取り組むべき最重要課題である。
1・何故この事件が起きたのか
2・なぜ16年間も気づかなかったのか
3・亡くなった人の単独犯行なのか、共犯者はいないのか
4・各担当の責任の所在
5・沼津市長の責任、副市長の監査責任はないのか
6・この事件の監督責任は誰か
7・2.5億円の損害は最終的に誰が負担するのか
2024.12.21
11月議会 夜間救急医療センターの使途不明金その後NO1
9月議会に次いで2回目の夜間救急医療センターの2.5億円の使途不明金事件のその後の追及です。
この使途不明金は平成20年から令和6年の約16年間に及んで労災や損保からの保険金2.5億円が横領された事件です。
誰も知らない対策協会名義の口座に振り込まれていた保険金や診療費等の会計を、一人の職員に任せていたことによって、誰もわからないまま、今回、そのセンター職員が自殺をしたことによって発覚した。
亡くなった職員の引き出しから、損保や労災からの振り込み通知書が発見され、その振り込み先が、誰も把握していない口座だったという全く杜撰なチェック体制であり、16年間にわたって振り込まれた2.5億円の所在が分からないまま現在に至っている。
沼津市の議会答弁:警察捜査に全面的に協力をするので捜査にかかわることはいえない」と。
しかし刑事告訴はまだ:警察の捜査にかかわることと言いながら、未だ刑事告訴はされていない。つまり警察に告訴状を出していないので捜査はされない。また、告訴状を出しても受理されなければ警察は捜査はしない!
刑事告訴で全容解明はできない!全容解明は沼津市の責任である。
刑事告訴は受理されれば、警察は横領2.5億円の行方を捜査し、誰が何時何処で使ったのか、その経緯を捜査し、犯人を処罰するのが目的。何故横領されたのか原因究明は警察の仕事ではない。
センター職員の横領を16年間にわたり見過ごしてきた対策協会の責任であり、その対策協会を指定管理してきた沼津市の責任は重大である。また指定管理者として議決してきた議会の責任もある。
山下:沼津市は対策協会から2.5億円の損害を受けた。本来、診療収入2.5億円(16年間分)が収入されなかった。市民に多大な損害を与えたわけで、市長は賠償を対策協会に請求すべき。
沼津市:対策協会が刑事告訴後、民事訴訟において、元職員に損害賠償すべきであると考えている。
(しかし、元職員は亡くなっているため、損害賠償を請求できない。また親族が相続放棄していれば請求はできず、2.5億円は一体誰が賠償するのか?)
私の考え:沼津市は2市3町に対して賠償責任があり、謝罪すべき立場だと思うが、それについて沼津市は、3市3町で協議をするというのは責任回避ではないのか!
夜間救急医療センターの建物(設置者)は沼津市。沼津市は4.5億円/年間(5年間ごと)の指定管理料で対策協会に委託している。
R5年度・指定管理料4.5億円の財源内訳:
沼津市負担分(診療収入等1億4800万円✙一般財源1億5400万円)+2市3町の分担金(1億4800万円)
各市町の負担割合:人口割と患者数割
沼津市50%、三島市17.8%、裾野市9.4%、函南町5.5%、清水町7.6%、長泉町9.7%
2市3町は診療収入が損保や労災の保険料(約1600万円/年)加算されていれば、分担金は低くなっていた。
沼津市は2市3町に損害賠償を負担すべき❕
何故なら、2市3町と沼津市は事務の委託に関する規約を各市町と其々交わしている。↓図参照(図クリック拡大)
対策協会の役員構成:沼津・三島の医師会長、3市3町の首長、議長、監事(監査役)沼津・三島の副市長。↓図参照
2024.12.16
第180回香貫山影奉仕の清掃活動
第180回香貫山影奉仕の清掃が12/14(第2土曜日)開催。今年最後の清掃活動です。
清掃終了後、「ご苦労さん会」を行う。
コロナ禍以降、清掃のみに終始していた影奉仕だったが、実に5年ぶりだった。
遊歩道の壊れた階段の修繕材料等も、お願いをしてもすぐには補充がされないことが多く事欠くようなときは、自分たちで工面しなければならなかったことも多々あったが、仲間が言うには、昨今、農林農地課から資材等の提供がスムースに受けられるようになったと喜んでいた。
香貫山の朝の散歩に実に多くの方が上ってきている。日常的に親しまれている山です。きっと狩野川を散策する人以上にこの山に上がってくる人は多いと思う。
2024.12.15
高尾山古墳の都市計画道路沼津南一色線橋梁架設工事
高尾山古墳保存で動いた市民から、いったいいつになったら古墳の整備と道路が開通するのか?と言う心配の声が届いた。
今は東側の橋を造るために地盤調査を行っているようだが、古墳の西側にトンネル、東側に橋を築いてそれぞれ片側2車線の道路を通す事業は、古墳を傷つけないようにするため工事の難易度が高く、完成は大幅にずれ込んでいると新聞報道がされた。
2026年度に橋を開通させ、10年以内にトンネルを完成させる予定だが、当初の概算事業費は約35億~40億円と言う事だったが、事業費が大幅にふくらむことも想定される。
↓全体計画鳥観図とスケジュールは令和4年4/13の市議会建設水道委員会文教産業委員会連合審査会において「都市計画道路沼津南一色線及び高尾山古墳の整備スケジュール」で報告された資料
高尾山古墳回避の橋工事が入札不調 2023/10/19
東日本最古級の前方後方墳「高尾山古墳」を回避して建設する都市計画道路「沼津南一色線」の橋梁工事
令和5年度 都市計画道路沼津南一色線橋梁架設工事
令和5年度 都市計画道路沼津南一色線橋梁架設工事にかかる技術協力業務
(参考額 )本建設工事に先立って実施する技術協力業務の規模は 1 千万円程度(税込み)を想定している。また、 本建設工事の規模は 16 億円程度(税込み)を想定。
沼津市、再公告へ 2023/10/20
沼津市は11月30日、都市計画道路沼津南一色線橋梁架設工事と工事に係る技術協力業務について、技術提案の審査および価格などの交渉による方式(技術提案・交渉方式)による再公告を行った。
沼津市 沼津南一色線 技術協力業務締結
沼津市は、都市計画道路沼津南一色線橋梁架設工事に係る技術協力業務について、技術提案の審査および価格などの交渉による方式(技術提案・交渉方式)による入札を執行した結果、優先交渉権者の三井住友・大藤特定JV(静岡市葵区)と随意契約を結んだ。
技術協力業務がやっと締結。金額は技術協力業務の規模は 1 千万円程度(税込み)を想定とあったが、結局総額は6400万円にも膨らんだ
2024.12.11
第62回高尾山穂見神社清掃
「高尾山古墳」が国指定史跡になりました。
令和6年6月24日、国の文化審議会から文部科学大臣に『高尾山古墳』の国史跡指定が答申され、令和6年10月11日付け官報号外第238号 文部科学省告示第142号にて正式に国指定史跡になりました。沼津市の国史跡指定は興国寺城跡以来、30年ぶりになります。
第1回目の高尾山古墳保存と都市計画道路(沼津南一色線)整備の両立に関する協議会は2015年9月に第1回が始まっています。
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今,地盤調査が始まって、橋部は2026年度に完成を目指すという事だが、すでに古墳保存から10年が経過。古墳の存在さえ忘れ去られてしまいそう。
既に削られている処から、風雨にさらされて崩れてきているのではないかと心配になる。
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