山下ふみこオフィシャルブログ

2024年03月

2024.03.27

第53回高尾山穂見神社の清掃活動

第53回 高尾山穂見神社の清掃。月1回の清掃ですが,5年目に入っています。

春です。雑草が芽を出しました。取っても取っても成果が見えないくらい一面に雑草です・・・

ところで、高尾山清掃のきっかけは、千葉県長生村に住む大塚さんとの出会い。その方が、毎月京都に向かう途中に高尾山穂見神社にお神酒や祈祷を挙げていたことが分かり、偶然遭遇したことが始まりで、その方からは高尾山穂見神社にまつわる色々のお話を伺いました。長生村まで行ったり、長野県にある穂見神社にも行きました。それはとてもとても不思議な出会いでした。

当時、高尾山古墳発見時は全国ニュースにもなり、磯田道史歴史学者が沼津市を訪れ、その時にはお会いして、高尾山古墳がいかに貴重なものか、また残すには市民の思いと行動が必要だという事もお話をされました。当時は本当に多くの市民の思いが大きなうねりにもなりました。

市長が白紙撤回をした背景には、磯田さんの尽力は欠かせないと同時に市民の行動と全国からの古墳愛好者だったように思います。その歴史的発見で沼津市が一躍スポットライトを浴びたように騒然となったものです。

それから高尾山古墳のことがニュースにも流れなくなった頃、大塚さんの遺志を引き継いで細やかですが、清掃なら何とかできると続けてきました。

次回のおしらせ:

4月10日(水)7:30~1時間余 高尾山穂見神社の清掃日。自由参加です。一緒にやりましょう!!

 道路整備スケジュール

令和6年度の予算: 沼津一色線道路改良事業費 7億9120万円(橋梁架設工事、道路改良工事他)

(都)沼津南一色線

令和4年度    橋梁施工に向けた準備工事(古墳法面保護工事等)

令和5年度~   橋梁工事(東側車線)を実施

令和8年度~   橋梁を利用して暫定供用(2車線) ※これにより、江原公園交差点(国道1号)から沼津 I.C 南交差点 (国道 246 号、沼津インター線)までの約 1.8kmが供用(暫定2 車線)します。 トンネル工事(西側車線)を実施

令和10年代前半  完成4車線供用(予定)

南一色道路

2024.03.24

長期財政の試算

https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/gyozaisei/finance/shisan/r502.htm

↑長期財政試算 令和5年2月公表

今後の長期財政試算は、「歳入は過大に見積もらない。また歳出 は、過小に見積もらないこと!」

沼津市は巨額 の借金に耐えられるのか?

ここ数年、普通建設事業に対する起債の依存傾向は さらに強まっている。長期試算は955億円、今後は1,000 億円もの巨額の借金残高になると試算。
財政厳しい時代に、約 1,000 億円もの巨額な借金残高に、果たして本当に耐えることができるのか?

 

全国で人口18万人以上の自治体100以上の財政状況を調査(R2年度決算カード)

結果:沼津市のような人口、財政規模、地方交付税の依存度等で1000億円規模の借金を抱えている自治体は存在しない。
→つまり、借金残高1000億円は財政的に不可能であること→高架事業は財政的に不可能!

★★★借金残高1000億円規模の自治体の3つのタイプ★★★

     人口3040万人都市で約7割が1000億円規模→人口が多ければ基本的に財政規模が大きい

     人口は沼津市と似通っているが、大規模合併で起債残高が増大、または交付税に依存し財政規模は大きい

     人口は沼津市と似通っていて、新幹線開業に合わせた駅周辺の再整備等で1000億円の起債残高を抱える。結果40億円もの財源不足を生じ、現在、財政再建に取り組んでいる。

少子高齢化で、労働力人口が2割減、つまり「8がけ」になると予想される2040年。すでに、様々な分野で働く人の不足が顕在化し始めています。今後、社会が成り立っていくのか、不安は大きいです。

 不安の源泉は、問題を解決する人の不足です。そもそも、私たちの社会は、誰かが働いてくれることで成り立っています。逆にいえば、働く人がいなければお金の力は消えます。

2024.03.24

人口減少と納税者の減少NO4

国立社会保障・人口問題研究所が、R5年12月に公表した2050年までの各市町の人口推計です。

25年後には人口が30%減少。特に生産年齢人口つまり納税者の対象となる人たちが41%減少は、税収の根幹である市民税は減少傾向にならざるえない。さらに驚くべきは、中学生までの子ども達が今の半分になってしまうという。
現状の沼津市の高齢化率は32.5%は近隣市町に比べ高く、2050年には44.4%にもなる。2人に1人は65歳以上の高齢者という事になる。

2024年1/1現在             2050年

総人口  187,826人  →131,634人  30%減 
0~14歳  17,818人   →   9,412人   47%減
15~64歳 108,921人 → 63,730人   41%減
65 歳以上 61,087人  → 58,492人   4%減

高架高架と言っている間に、高架化ができる頃には、生産年齢人口は半分になり、納税者人口も減少。子ども達も半分になる。
これは政策方針も思考も改めないと、沼津市は置いてきぼりを食ってしまうのではないだろうか?

社人研人口推計R5
納税義務者数

納税義務者の合計 2006年:106,920人 そのうちの所得割を納めている人は101,502人(95%)
2023年:100,845人 そのうちの所得割を納めている人は 93,783人(93%)

課税標準額=所得額ー所得控除 (2008年)230万9千円 →(2023年)215万3千円

納税義務者数は(H20)2008年をピークに年々減少。

1人当たりの課税標準額は2008年のリーマンショック以降低迷したままである。
納税者数の70%以上が課税標準額200万円以下

人口減少

2024.03.24

令和6年度予算一般会計に反対 NO3

R6年度は特に普通建設事業費に占める鉄道高架化関連事業費が1/3にまで増大

高架化に1/3の事業費を充てるとなると、学校や公共施設、インフラ整備等の老朽化対策にシワ寄せがきている。

R6年度は高架化事業費は53億円に膨れる!
さらに事業が本格化すれば事業費は増大の一方だが、国からの補助金が来ても、事業費の充当率は50%であり、総事業費の半分は沼津市が負担せざるえない。R6年度の起債充当率は84%であり起債に依存している。

しかし、事業費が工面できなければ、借金に依存せざるえないとしても、その借金は次年度以降、返済をしていかなければならない。その事業費を工面できなければ、事業規模を縮小せざるえない。単年度の事業規模が予定より縮小されれば工期は延長し、計画通りにはいかない。

1000億円からの事業を20年にわたり継続してやるだけの財政力が、19万人都市にあるのだろうか?

高架化事業を優先してやるには、他のやるべき事業を先送りせざるえない。
沼津市の最重要事業というが、市民生活にどれだけの効果を生み出すのか?
事業が完成しなければ、その効果が表れない高架化事業に、これからさらに20年間以上もかかるなんて、20年先の未来は高架化ではないだろう。

時代と大きくかけ離れた事業に、毎年50億円からの事業費を投入し続けなければならないとは・・・・・

昭和の末から計画され、昭和63年から基金が始まり、平成の時代になって事業認可され、さらに令和の時代へ。見直しをして脱却するときではないでしょうか。

建設事業と高架化事業費グラフH28からR60001
普通建設事業に占める鉄道高架事業費

2024.03.23

令和6年度予算一般会計に反対NO2

令和6年度の大きな課題

投資的経費である普通建設事業費の増大!

R4年の普通建設事業費は体育館の買取65億円があったために一挙に普通建設事業費が増大。
R6年度予算もこれまでの中で2番目に大きな事業費である。R5年度予算120億円から166億円と46億円の増。
その主な要因は鉄道高架化関連事業費の増大。34億円から53億円の増と、中学校の校舎整備に6億円の増。

何が問題か!借金に依存している普通建設事業
設事業費に占める借金(地方債)の割合が次第に増大し,R6年度では国県支出金を除いた7割以上が借金に依存。
下のグラフ

H20頃の50億円からの一般財源がR6は27億にまで半減。

税収が横ばいの中、事業量が増大すれば、借金の依存体制はさらに強まる。

普通建設事業費を増やしたら、どういう事になるのか。

地方債(借金)起債により事業費を確保できるが、次年度以降、公債費(返済)という義務的経費を増加させ、結局のところ、赤字に陥る可能性を高めてしまう。

公債費(借金返済)は、税収が伸び悩んでいるなか、借金して事業量を増やしていくことに危機感を覚える。市民サービスの根幹である福祉や教育にシワ寄せがくる。

建設事業と高架化事業費グラフH28からR6

2024.03.23

令和6年度予算一般会計に反対 NO1

令和6年度予算の課題

 

当初予算は、これまでにない大きな予算87,960,000千円。税収入が増えたわけでなく、建設事業費の増大

前年度と比較すると45億円もの増額。

一般財源の根幹をなす市税は5億円の増額でしかありません。

しかし、残り75億円を押し上げている要因 ①市8,981,600のうちの20億円増
                   ②寄附金ふるさと応援基金
40億円のうちの20億円増
                   国庫補助金16,022,076のうちの17億円増】と県補助金6,732,67911億円増
                   ④地方交付税3,410,000のうちの5億円増

これらの増額が歳入予算を大きくしている要因

 市債は8,981,600千円とこれまでで2番目に大きな借金をしなければならなかったのは何故?

 歳出の増に対して歳入の増が追い付いて行かず、結果として前年度と比較して、より厳しい財政収支になった。

 

3つの課題

1:義務的経費等の経常的経費30億円増加

 人件費と扶助費そして物件費で30億円の増

2:普通建設事業費45億円増加

3:市税収入は横ばいで一般財源は増加傾向にはない
ふるさと納税による寄附金の増額と地方交付税 の増により何とかしのいでいる。

高齢化や子育て支援に伴う社会保障費等の経費が増加すれば、そこに充てる財源は一般財源。

しかし、税収の根幹である、個人市民税、法人市民税、固定資産税等の市税は、ほぼ横ばいで推移。

 

 なぜ起債依存を高めることになったのか!

事業をするには一般財源の収支が厳しく起債に依存せざるえない。しかし、そこに本当に依存していいのだろうか。

鉄道高架関連事業費の補助金の裏負担としての市債、市債は原則としてハード事業(投資的経費)に限定される。

国庫補助を除く補助裏(地方負担分)のうち事業費に対して90%の起債がみとめられ、残りの10%が一般財源。だからと言って、起債をする事は、次年度以降、公債費(借金返済)を伴う事になる。
高架関連事業をする沼津市にとっては、起債充当率90%は魅力的な起債だが、事業量を増やすことは後年度以降、公債費(借金返済)負担を増大させることに繋がる。

次世代の一人当たりの借金はさらに増大!

人口減少がさらに加速し、納税義務者数が減少していく中、借金を増やせば、人口減が進んでいる次世代の一人当たりの借金額は今よりもさらに大きな負担となっていく

財政収支の悪化!

 公債費(借金返済)が増加し、社会保障関係費が、今後増加を続けることで、さらに財政収支の悪化を招く。

鉄道高架事業のように20年以上続く長期事業は、さらなる人口減少と高齢化を抱え、社会経済の厳しい中、国からの補助金頼みの事業は、安定的な財源確保は難しくリスクが大きい。

 防災・減災対策の重要性!

 高齢化の進展に伴い、増加する社会保障関係費や公共施設・インフラ等の長寿命化計画、そしてこれらの伴う市債償還のために今後確実に増加していく公債費を賄い、さらには自然災害等のための財政需要にも対応すべき時代の中で、財政構造を持続可能なものへと転換していく必要がある。

2024.03.17

香貫山影奉仕の活動

香貫山影奉仕の活動を少しお話をします。

実は私たちの清掃活動で側溝に溜まった落ち葉をかき集め、そのまま山の斜面に廃棄をしていた状況をFBにアップしたところ、それを見た方からこれって一般廃棄物じゃないの?不法投棄にならないのですか?今まで袋に入れて処理してました」というコメントがありました。

たまたま今日の不法投棄があったので話をすることにします。

私たち香貫山影奉仕は不法投棄等のごみ拾いを始めて、18年が過ぎようとしています。
当時の香貫山は、3月ごろになると転勤などの引っ越しが多くなる時期に、布団、ベッド、家庭用品、バイク、イスなどの大型ごみと共に家庭ごみが日常的に不法投棄されていました。
その惨状は酷く、香貫山の斜面に廃棄され放置されていたゴミの山を見て見ぬ振りができなくなり、片付け始めました。大きな家電製品はとても私たちの手に負えないので、沼津市と一緒になってやったこともあります。
議会での一般質問がきっかけで、2014年から始まった市民と行政が協働で進める「まちピカ応援隊制度」ができ、そこに登録をしているボランティア団体のなかでも最も古いボランティア団体ではないでしょうか。
i
先週土曜日に171回目の香貫山の清掃時に、側溝に溜まっていた落ち葉を掻きだし、山に捨てている動画を見た方から、これって一般廃棄物じゃないの?不法投棄にならないのですか?今まで袋に入れて処理してました」というコメントがあったので説明します。
i
側溝に溜まった落ち葉をそのままにしておくことは、雨が降った時など、側溝からあふれ出た水は道路を横切り、そのオーバーフローした水は山の斜面を削っていくほどの水量となって民家にまで流れていくこともあります。
そして道路に溜まった落葉は滑りやすく、けがの原因にもなります。
しかし、濡れた落ち葉を掻きだす作業は相当大変な重労働です。好きでやっているんだろうと言われてしまえばそうですが、自分たちが四季折々楽しませてもらっている香貫山の自然の恩恵を受けているという感謝からです。義務でも何でもありません。
i
昔から「落ち葉は森の栄養のもと」と言われています。ただし落ち葉が分解して腐葉土となるには4~5年かかると言われています。
私たちは民間事業者から出た落ち葉を投棄しているのではなく、公共の香貫山の落葉を香貫山の土壌にかえす行為は理に適っていると思います。
もちろん、腐葉土とならないプラスチック、紙、缶、ペットボトルは選別して、沼津市の指定袋に入れて、市が収集に来ます。
i
因みに海からの流木は燃やすと塩分を含んでいるので、ダイオキシン発生のもとになるので、埋め立てごみとして処理されます。
i
しかし、落葉はいずれは腐葉土として香貫山の森を守ってくれます。その土地に育って朽ちた落ち葉をそのまま山に返すのです。
私たち団体も高齢化を迎え、継続していくには難しい時期を迎えています。この活動によって、これまで不法投棄の山だった香貫山が確実によみがえっています。
沼津市の宝として、微力ながらこれからも皆さんと一緒に守っていけたらと思っています。

2024.03.17

不法投棄 in 香貫山

3/17朝、香貫山影奉仕の仲間が不法投棄を発見し、ごみ収集課に連絡をして現場に来て確認をし、その後、警察がきて不法投棄の現場調査が始まりました。ごみは広範囲に散らばり、きっと夜に車できて投げ捨てられたのだろうという事でしたが、犯人が同一人物かどうかは今後の調査によるのでしょうか。

ここ数年は不法投棄はなかったので本当に残念です。前回は香陵台公園に捨てられていたのを、警察が現場検証をして犯人を突き止めたと聞いています。

今日は沼津市の不法投棄のパトロール車の方と警察の方、そして通報をして下さった香貫山影奉仕の方が立ち会って現場の調査が行われました。

2024.03.10

第171回香貫山影奉仕の活動

香貫山171回目の清掃活動.
今日も駐車場は県外・市外の車でいっぱいです。桜の時期になったらどうなることでしょう。
香陵公園の駐車場を目指しても既にこの時期は満車で、引き返すスペースがないほど、道路の片側にもズラッと駐車するんですよね。
今日は側溝に溜まっている土砂を掻き出す作業に新アイデア.ブルーシートが大活躍.
一回ごとにミで運んでいた労力が一発で解決。
i
山側の大きな石がゴロっと落ちて側溝を塞いでしまうので、此処にも土砂や落ち葉が堆積してしまうので、土砂の撤去同様並大抵ではありません。
でもやり始めるとみんな一生懸命になってしまうので心配します。やり始めるとほどほどッてのができないんですねェ~。
i
嬉しいことに、今日は毎週日曜日に牛伏の海岸清掃をしている2人の助っ人が来てくれました。ありがとう~
i
そして今日のさわやか集団は、加藤学園の柔道部がトレーニングで山に登ってきています。
毎年、全国でベスト8の強豪チームです。
礼儀正しく精悍な高校生たちは、挨拶も気持ちよく元気でこちらまで元気をもらいます。
試合の時はぜひ知らせてほしいです。応援に駆け付けたいです!

2024.03.09

情報公開とはby沼朝3/6

私の一般質問(2/29)において「第1第2中学校区の適正化庁内連絡会議」がR2年1月~R3年7月まで行われた。第2コミュニティ会長がその庁内連絡会議の情報開示を求めたところ、「尚早な時期に公開することは市民の混乱を招く」として不開示になった。そこで私は、「今なら、その時の庁内連絡会議の統合方針は、白紙になったので公開すべき」と迫ったが、教育長は「白紙になったので、公開内容はもうない」と答弁。

何と驚くべき答弁!!

その事について沼朝が3/6にコメントを掲載している。

情報公開

一般質問でのQAの概要をアップ。

山下Q:庁内連絡 会議(市長部局8課と教育委員会の合同会議)が開かれたということですが、その内容について具体的に教えてください

 教育長A実際に学校を統廃合した場合に各所属で 必要となる取組や対応などについて整理し、情報の共有を図ったもの

 山下Q:令和 3年11月庁内連絡会議の協議の内容を情報開示請求したが、尚早な時期に 公開することは、市民の間で無用な混乱を招くおそれがあるとして、 開示しなかった。しかし、この庁内連絡会議で協議されたものは、既に白紙に戻されているので、当時の不開示理由はなくなった。沼津市情報公開条例の第 1 条にあるように市民が求 め知る権利を実現する責任があり、市民に開示すべきだと思 うがいかがか。

 教育長A統合方針の廃止が決定した時点で、そこは全てゼロベースになるので、公開は白紙の状態と 同じになるので、公開内容はもうないということになる。

 山下Q:話し合った事実は残っているわけだから、この公文書の開示を求めれば出さざるを得ないはず。こういうことをオープ ンにしていく姿勢がない限り、地元の理解や協力が得られないのではないか

カレンダー

«3月»
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       

ブログ内検索

フィード