山下ふみこオフィシャルブログ
決算
2026.10.12
9月議会 一般会計歳出決算 NO2
歳出は人件費・扶助費・公債費の義務的経費は例年並みに歳出の43%を占め、経常的な一般財源は5割を超える。経常収支比率は89.3%と高止まりし、自由に使える財源の余地は限られる。
とくに普通建設事業費は前年度より27億円増えて182億円となり、合併後では平成19年度に次ぐ規模に膨らむ。
ところが、その事業費に充てた一般財源は31億円で、平成25年度以降、ほぼ変わらないのに、建設事業費の規模が拡大した分は、市債で賄っている。これも後年度の返済に大きく関わってくる。

下の図:単独事業も補助事業も増加だが、そこにあてた一般財源を見ると双方とも減少して、その分借金で賄なっている状況が顕著。特に補助事業は、補助(国県支出金)の裏負担にあてた一般財源は102億円の事業費に対して、3.5億円(3.4%)に過ぎない。国が補助金をくれたから、どうせやらなければならない事業だからとその補助金獲得のために、残りの事業費の負担を借金で賄うことが正しいのだろうか。補助金のために借金をすることではなく、事業の優先度を見直し、身の丈にあった財政運営をするべきである。これでは次世代へ借金を先送りをしている。特に人口減少が進む中、一人当たりの借金はさらに大きくなっていく。

2026.10.12
9月議会 一般会計歳入決算 NO1
R7年度9月議会は9/4~10/8に終わった。その間にはR7年度の一般会計、特別会計(国保・介護・後期高齢・土地取得)&企業会計(水道・下水・病院)と議員が二手に分かれて審議を行った。
【1 歳入 ― 1000億円余りの大台へ】
令和7年度の歳入総額は1022億7000万円と、前年度より57億4000万円増え、初めて1000億円の大台に達した。しかし、これは市が豊かになったことを意味するものではない。
自主財源の根幹である個人市民税が約12億円増えたが、実はR6年度に定額減税で個人市民税が減り、その減収分を地方特例交付金(R6年度10.2億円)で補填。
R7年度の個人市民税の12億円増の実質は市税と地方特例交付金合わせて7.7億円の増。問題は依存財源である市債が、土木債と教育債を中心に23億円、国・県支出金が21億円増えている。借入れと補助金によって膨らんだ決算である。


問題は起債(借金)を増やした一方で、財政調整基金を積み立てている。借金をして利子を払い、その一方でためるというやり方は納得がいかない。これは単に指標(将来負担比率)が悪くならないためのようにも思える。

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